2021.05.14
Mas in Tlacolula
今回の旅は、オアハカから車で1時間弱ほど走った場所にあるトラコルーラという街を紹介します。
トラコルーラは私のお気に入りの街のひとつです。
なぜ、私のお気に入りか読み進めていってくださいね。
トラコルーラには、数百年前から続く「ティアンギス」と呼ばれる先住民族の市場があります。
毎週日曜日に、オアハカ州から野菜や日用品などを販売する人が集まり、
中心地や路地にはたくさんの路面店で溢れるのです。
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このように、町中の至るところに物売りの人々がいて、新鮮な野菜やフルーツを買うことができます。
そして店先では刺繍をしたり何かを食べたり、1日をここで過ごすようです。
そして、その市場で目を引くのが先住民族の女性たち。
彼女たちは、おさげにリボンを編みこんだスタイルにお花の刺繍の入ったエプロンの民族衣装を着て大きなメルカドバッグを持って買い物をしています。
特別な日曜日におしゃれをして、街に繰り出しているのでしょう。
みんなパッと明るく、彼女たちの衣装を見るのがとても楽しいのです。
メキシコ人の色の使い方は、きっと先祖代々受け継がれてきたのでしょう。
この色彩感覚の豊かさは街並みにも料理にも、そして彼らの作るメルカドバッグにも映し出されています。
この市場は、Capilla Del Señor De Tlacolulaという教会の横に位置しています。
大きな広場にはたくさんの人でにぎわっているのですよ。
ー Capilla Del Señor De Tlacolula ー
トラコルーラには、たくさんの教会があります。
中でもこの教会はスペインのバロック様式の建築と1700年代に中南米の先住民族の建築様式が合わさってできたと言われています。
中の装飾がとてもきらびやかで外のゆったりと流れる街並みとは少し違う、
違和感さえも感じるような造りになっています。
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私は外からトラコルーラの町に馴染んだ教会を見ている方が心地よいのです。
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Capilla Del Señor De Tlacolula
Primera Secc, 70400 Tlacolula de Matamoros, Oaxaca
今回は、私のお気に入りの街トラコルーラをご紹介しました。
今はなかなかメキシコへはいけませんが、このように写真を見返して旅のお話をすると旅をしたあの時の気持ちや感動を思い出します。
きっと、またいつか訪れることの出来る日を楽しみに。
皆さんもちょっと異世界へ旅した気分になれたら嬉しいです。
また、次のお話でお会いしましょう。
