2021.08.31
Mas の街歩きの旅 | vol.2 鞆の浦
広島 鞆の浦へ
私の街歩きの旅、第2回目は鞆の浦についてお話しようと思います。
私は以前から鞆の浦のこの独特の「トモノウラ」という響きと歴史、美しい港がとても気になっており、
そんな鞆の浦の街を被写体にしながら散策を楽しみたいと思い、相棒のカメラと共に鞆の浦を訪れることにしました。
今回私が巡った鞆の浦のマップです。
美しい瀬戸内海の島々
福山駅からバスで鞆の浦へ向かうとこの看板に巡り会います。
そうここは瀬戸内海国立公園になるのです。
ここからは、幾つもの島々が瀬戸内海に浮かぶ美しい景観を望むことができます。
鞆猫庵
港を背にして少し歩くと、古民家を改築した建物が見えます。
ここは今回の旅の拠点となった「鞆猫庵」です。
一棟貸切の宿で古民家の趣を残しつつ、旅人がゆるりとくつろげるよう修繕をされた建物は、長旅の疲れを癒してくれました。
鞆猫庵の一室には、宮崎駿監督が鞆の浦に滞在した際に使用していた机と椅子も置かれていました。
常夜灯
港沿いを散策しているとなんとも趣のあるライトに出会います。
これは1859年に港の船の出入りの安全のために作られた港の常夜灯で、
現在は鞆の浦のシンボルとなっており、観光案内では必ず出てきます。
写真の奥の方のライトがそのライトです。
鞆の浦のカフェ
鞆の浦では昔ながらの建物を利用して営業しているカフェを多く見かけました。
それらとの出会いは美しい港町の散策を更に楽しいものにしてくれました。
その中でも私が気に入ったカフェをいくつかご紹介します。
船番所
船番所は、江戸時代の初期に時の大名により船の出入りの管理などの為に作られた建物です。
今は港が見渡せる絶景カフェとして皆んなを楽しませてくれています。
朝から営業しているので港を眺めながら朝食をゆったりいただくことができます。
うみひこ
ここは「うみひこ」。
コーヒー専門店ですがスイーツも出しています。
暗い店内は昔の鞆の浦に来たようで旅情を誘います。
鞆の浦の街並み
古くからの景観を大事にしている街並みのあちらこちらには綺麗な花が所々に咲いていて歩いていても気分良くなります。
うみひこから港を背にして坂道を登っていくと、間の道は石畳と石塀になっています。
この辺に来ると観光客は全く居ないので静かな散策を楽しめます。
さらすわてぃ
石畳の道をさらに登ってゆくと「さらすわてぃ」にたどり着きます。
ここはカフェとギャラリーの建物であります。
高台にある建物からは港と瀬戸内海を望むことができ、
何ともいえぬ幸福なひと時を過ごすことができます。
古民家を改築した趣のある建物も必見です。
観光案内には殆ど出ていませんので観光客も少なく落ち着いた時間を過ごすことができると思いますよ。
目印はこの看板です。
潮の香りの漂う港町、鞆の浦の旅で特に印象に残ったのは美しい街並みでした。
また、目的地に向かうまでの思わぬ出会いや発見が旅の喜びのひとつである私にとって、
町を歩く中で「さらすわてぃ」を始めとする観光案内には載っていない素敵な場所に出会うことができたのもとても良かったです。
これから鞆の浦を訪れる方も、きっとあなただけのとっておきの鞆の浦の魅力が見つかると思いますよ。
鞆の浦の旅はここまで。
また、次の旅でお会いしましょう。
Masの街歩きの旅 鞆の浦でした。
2021年8月
Back Number
※こちらの記事は過去の旅の写真を元に作成しています。